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タバコとお金


いきなりシビアなお話しですが、最近タバコの値上がりが相次いで、外国タバコの一部でしかなかった一箱300円の大台が軽~くクリアされちゃって、20コ入りケースでついに万札登場という感じです。

私は前までヘビースモーカー。実は現在でも吸ってはいますが、量は減らしています。
2007年で考えると、一日2箱と考え、これを365ですから年間730コ。ひとつ300円。21万9000円。約22万ですか・・。

一本今は15円ですから、毎回お金を煙にするために、毎日お金を消費しているんですよね。例えばわたしの場合13年間の喫煙歴がありますから、すでに284万7千円。車買える金額に到達しています。

タバコの税金ですが、タバコの価格には国たばこ税、地方たばこ税、タバコ特別税、消費税の4種類もの税金がかかってます。これを合わせると税負担率は6割という、もはや国内で最も税負担が重い商品です。

その内訳は。

  • 国たばこ税・・・71.04円(23.7%)
  • 地方たばこ税・・87.44円(29.1%)
  • 都道府県たばこ税21.48円、市区町村たばこ税65.96円
  • たばこ特別税16.40円(5.5%)
  • 消費税14.29円(4.8%)

タバコの税負担合計額189.17円(一箱)負担率63.1%

平成9年の消費税増税、平成10年のたばこ特別税創設、平成15年および平成18年のたばこ税増税と、たばこの税負担は増える一方です。

年間たばこ税額を見ると、

  • 平成13年2兆4,493億円
  • 平成14年2兆2,010億円
  • 平成15年2兆2,759億円
  • 平成16年2兆2,992億円
  • 平成17年2兆2,400億円
  • 平成17年度には、国税1兆1,195億円、地方税1兆1,205億円

2兆円の年間財源がたばこにあるというわけです。例えば税金の割合が高いといわれるガソリンでさえ、税負担率は45%で、ビールは46.2%と考えても、たばこの63.1%という数字は尋常ではありませんよね。もはや税金を払うため、たばこを吸っているといっても良いかもしれませんね。

全世界の葉たばこ生産量は635万トン(2002年)、全体の3割以上を中国1国で生産しいるそうです。日本の生産量は約5万トン。1991年時点の生産量は766万トンで、約10年間で葉タバコの生産量が100万トン以上減少しているそうです。やはり世界的に禁煙ブームが影響してるようです。

輸入量で考え紙巻きたばこ生産量は以下の通り。

  1. 中国 - 1兆7000億本 (31.1%)
  2. アメリカ - 5800億本 (10.6%)
  3. ロシア - 3740億本 (6.8%)
  4. 日本 - 2372億本 (4.3%)

つまりたばこにおいても、日本は世界第4位の生産をしているわけですから、原料の高騰に合わせ、今後ますます税負担は重くなることは必至。必ず価格は上昇することが確実。

しかしこれだけ、様々なデーターを出しても、たばこの値段が1.5倍にも跳ね上がっても一向にやめない人はやめませんよね。私自身が経験がありますが、実際家計とそのバランスを考えて、たばこを吸うような人は愛煙家にはいないと見た方が良いでしょう。

初めてたばこを吸い始めたことで考えると、わたしの場合、両親がたばこを吸っていたのでこれは非常に大きかったと思います。そして学生時代周囲が吸うのを見て、後は自然と吸うようになりました。きっかけはたいしたこと無いほど自然。むしろこれがやめられないほどの習慣をつける原因かも知れません。

逆にたばこにかかるお金について、真剣に考えることがないというのも、無意識に買うという行為自体が習慣化するほど、たばこが気軽に買える状況が国内にたくさんあるというのもあります。 たばこ自動販売機は物品自動販売機全体の約14.2%だそうです。

海外ではこんなに自動販売機が普及している国はそう多くはありませんね。

拍車をかけたのは自動販売機の普及というのもあるかも知れません。いずれにせよ、税金ではこんなにも密接なのに、個人レベルの収入で考えると、ひとつのたばこの価格が「趣向品」という範疇を逸脱していないため、出費の負担が禁煙に結びつかないと考えることも出来ます。


ちなみに海外の先進国では税率は何と80%!

タバコやライターなど、喫煙にかかる経費を「喫煙直接経費」と呼ぶそうですが、これも考えてみれば喫煙具にこだわれば、ハンパな経費じゃないわけですね。喫煙関連疾患による経済的損失に、労働力損失やタバコの不始末による火災にかかる経費を合わせると、全体で約7兆円の損失ともいわれますが、偶発的な事象もいれてのことでしょうから、多少オーバーともとれますが、たばこを吸うための時間、場所などの提供などむしろそちらの損失が経済的には深刻でしょうね。

禁煙ブームとなったおかげで、喫煙のために仕事を中断して、吸わない人よりもおおくの「休憩」を喫煙者はとらざるを得ないですよね。だいたい喫煙場所は野外か、喫煙スペースまで行かなくてはなりませんから。経済損失はこちらの方が深刻でしょう。

喫煙により間接的にかかる経費を「喫煙間接経費」と呼び、以下のようなことがあります。

・カーテンや壁紙などの汚れによる、家の価値の低下
・煙害が原因となるパソコン・AV機器の故障
・喫煙関連疾患による通院・入院費
・喫煙関連疾患による死亡損失
・火災による財産損失
・火災による負傷・死亡損失

たしかに間接的に部屋は汚れるなど、喫煙しているだけで環境は悪化しますね。それを正常というか、綺麗にするための経費もかかる・・・。消臭などもこれに加わるわけですから、健康被害だけではすまされないタバコはお金のかかる「趣向品」かもしれませんね。